とはいえ、今回お伝えしたいのは彼の知られざる側面。…….
彼は、なんとニール・ヤングと新しいiPodを作る計画をしていたそうなのですが、あのデジタルのパイオニアは、家に帰れば、アナログの象徴のようなレコードで音楽を聴いていたのいうのです。
日本のパソコンメーカーだと、ソニーが音に強いとよく言いますが、私が初めてMac製品を使った時に感じたのは、「音がいいなあ」でした。ラップトップでも割れないし、曇ってないし、映画を観るのもそう苦ではないのです。
なので、彼がレコードを聴くと知って、なんとなく納得したのです。なるほど、ジョブズは音のある空間を大事にする人だったのかもしれないと。だからiPodなんてものが登場したのだと。
デジタルなことはよく分かりませんが、通常、デジタルで音楽ファイルを取りこむとき、それは圧縮されたものですよね。彼とヤングが開発を試みていたのは、圧縮せずに質を落とすことなく音を保存する方法だったようです。ジョブズ亡き後、開発は一向に進んでいないとのことですが、今後、彼とヤングの夢を叶えるiPodが、登場することはあるのでしょうか。動向が気がかりです。
詳細はこちら→http://www.guardian.co.uk/music/2012/feb/01/neil-young-ipod-steve-jobs
ヤングとクレイジー・ホースの貴重な音源はこちらから→http://www.neilyoung.com/