「Life is beautiful」

~人生は美しい~ 　とは、なんとステキなタイトルなんでしょう。

これは1999年にアカデミー賞３部門受賞したイタリア映画です。最後はなんとも言い表せないような温かい気持ちになりました。私の一押しの映画です！

最初は、ユダヤ系イタリア人のグイドが小学校教師のドーラに恋をし、あの手この手でアプローチするところから始まります。彼の陽気な人柄というのは、本当に典型的なイタリア人を感じさせますね。笑

しかし、時代は1939年、第二次世界大戦の頃。徐々に戦争の色が濃くなり、場面は暗く重たい雰囲気に変わります。そして北イタリアに駐留してきたナチス・ドイツによって、二人の息子ジョズエと共に、家族は強制収容所に送られる運命に。。。

絶望と死の恐怖という極限状態に置かれながらも、グイドは人生の価値を見失うことなく、家族のため、息子の命を守るため、自らの手で「美しい人生」を築きあげます。彼の家族に対する強い愛と豊かな想像力がとても温かく、グイドの人柄・生き方に深く感動しました。

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この映画の監督・主演を務めたのは、イタリアを代表する喜劇俳優ロベルト・ベニーニ。彼は本作で99年のアカデミー賞主演男優賞も受賞しています。また、グイドの妻ドーラ役を演じるのは、実生活でもベニーニ夫人のニコレッタ・ブラスキ。ベニーニ監督作品にはすべて出演しているそうです。そして息子ジョズエ役のジュルジオ・カンタリーニの天真爛漫な演技といったら、本当に圧巻です！かわいすぎます！

ぜひ皆さんもLLCでご覧ください。

この「Life is beautiful」のタイトル通り、自らの手で「美しい人生」を作り上げていきましょう。