平成25年度から施行された新学習指導要領によって、学校の英語の授業は英語で行うことを基本とする、オールイングリッシュの授業が導入されました。教員志望の方の中には、クラスルームイングリッシュの習得、という新たな課題が増えたと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方にオススメなのが、今回ご紹介する『英語で授業を受けてみる[中学校編]』です。
本書は、著者がアメリカのカレッジの授業を受講した折に経験した、「そうか、歴史ではこんな英語表現を使うのか」「数学の方程式はこんなふうに英語で説明するのか」という新しい発見や驚きを日本の方と少しでも分かちあえたら、という思いから生まれた本だそうです。様々な教科について実際の授業を再現するように作られているので、「授業の内容や単語の意味だけでなく、先生の説明の仕方や、物事の捉え方の違いなど、アメリカと日本の文化の違いも合わせて感じ取っていただけたら」と筆者も述べています。
本書には英語の授業だけでなく、数学や理科、歴史の授業も載っています。授業で使われる英語の言い回しを学ぶだけでなく、自分が日本語で授業を受けたトピックが、英語ではどんな風に説明されるのか、覗いてみるのもいいかもしれません。教員志望の方だけでなく、海外に留学してみたいという方にもオススメですので是非手にとってみてください。
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