今年もアカデミー賞受賞式の時期がやってきました!
世界3大映画祭であるカンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ベネチア国際映画祭よりも歴史が古いので、「映画界最高の栄誉」とも言われているみたいです。オスカー像とはアカデミー賞の受賞者に副賞として贈られるものです。
今年、90回目のアカデミー賞受賞式では、日本人で初めてアカデミー賞を手にした人がいましたね。さまざまなニュース番組でも連日連夜取り上げられていますが彼が手にした賞はBest makeup and hairstylingでした。アカデミー賞にもいろいろな種類があります。
Best Picture, Best actor, Best actress, Best director, Best original song, Best visual effects, Best sound editing, Best costume designなどなど。
その受賞者一覧の中に、日本人の名前でKazuhiro Tsujiと名前が挙がっているのが、すごくうれしい気持ちになります。
彼はステージ裏のインタビューの中でこんなことを言っていました。
I don’t want to think about being Asian. I’m just doing what I love to do. As soon as we start to think about the race we are, it’s not good. It doesn’t work well.”
我々が日本人として初めてアカデミー賞を手にしたことで喜んでいる一方で、辻さんは初めての日本人アカデミー賞受賞者が自分であることは注目していないと言っています。自分が好きだと思えること、やりたいと思ったことを追求して行った結果がアカデミー賞に繋がったと言われ、作品に取組む姿勢にもこれから注目していきたいですね。
This is a dream come true for all of us…
アカデミー賞を手にするだけでなく、スピーチの中でも同僚や共演者を労う言葉をかけることが出来たのは日ごろから周囲の人に感謝して仕事に取り組んでいるからだと思います。才能があったのはもちろんのことですが、周りの人の協力もあって賞をとることが出来たと自然と口から出るようになりたいものですね。
ぜひ自分の好きなアーティストのスピーチなど見て、英語に触れる機会を作ってみてはいかがでしょうか?