今週は後期試験ですね。みんながんばれ!!
前回に引き続き映画の話題(すいません)。
今年度はたくさんの学生さんの協力を得て、LLCカフェイベントを開催することが出来ました。ただいま来年度に向けて計画を練っているところです。もし、みなさんの中でカフェイベントに協力しても良いよ~、という学生さんがいたら是非LLCスタッフに声を掛けてください。自薦、他薦問いません。やりたい企画があれば相談して下さいね。
You are always welcome!です。
年度末報告や来年度の計画にあたり、関わってくださった学生さんのことを思い出すのです。その中で実は1つ心残りがあり、それが洋画に関することなのです。(ようやく本題。。。)後期一番目に行った『洋画』をテーマにしたイベント、たくさんの学生さんに参加して頂き、とても好評でしたね。その中でLLCにあるDVDでいくつか『Recommend/お薦め』の映画をソムリエールたちに挙げてもらっていました。LLC内でのコーナーを作ろうと試みたのですが、時間の関係ですぐには出来ず、今のタイミングでの紹介になりました。2人のソムリエールたち、ごめんなさい。
前回紹介した新着の中にもソムリエールお薦めで購入したものもありますが、今回は以前からあるLLCのDVDから彼女たちのお薦めを紹介します。
今回も、インターネットでの感想や、DVD/Blu-lay パッケージの裏に書いてあるもの、ソムリエールのコメントなどを参考に記述しています。
*キャプテン・アメリカ ~ウィンター・ソルジャー~
ご存知MARVEL印、アベンジャーズのメンバー、キャプテン・アメリカのお話。キャプテン・アメリカの魅力たっぷりで、重厚な映画に仕上がっているようで、キャプテンの人気を決定づけた作品らしい。「ハード目なストーリーと激しいアクション、いい感じでした。」という感想を書いている人もいる。そういえば、ソムリエールも「バーン、バーン、て感じが好き。」って言ってたな。
*シャーロック・ホームズ
いろんな役者さんが演じているシャーロック・ホームズ。あまりにも有名な登場人物だが、この映画には私たちが持つイメージとは違うシャーロック・ホームズが描かれている。いわゆる名探偵の謎解き映画というより、悪の野望と闘うアクション大作と言った感じに仕上がっているようだ。シャーロック・ホームズを演じるのは、アベンジャーズのアイアンマンでお馴染みのロバート・ダウニー・Jr. 助手のワトソンはジュード・ロウが演じている。1890年のロンドンを舞台にアクションシーンが盛りだくさん。ホームズらしい推理力とアクションがバランスよくブレンドされている新生『シャーロック・ホームズ』(だ!)
*ザ・ロイヤル・テネンバウム
ウェス・アンダーソン監督作品。テネンバウム家の3人の元天才児たちは若くしてそれぞれ成功を納める。しかしそれから20年後、それぞれ問題を抱えていた彼らだが、死期が近いという父親の呼びかけで一緒に暮らすことになる。そんな彼らに心の絆が芽生えるチャンスはあるのだろうか?オーソン・ウェルズなどの古典映画やポップ音楽の引用ぶり、凝った小道具使い、ナイスなギャグなど見所満載。インターネットで調べていると、様々な意見はあるようだが、共通しているのは映像へのこだわりに対して評価が高いところ。ソムリエールも同様に、この監督の映像や小物がかわいい、映像の色味がかわいい、と言っていましたね。ネットの感想に「一冊のおとぎ話を読み終えたような気分になる映画でした。」と言っている人もいるくらい映像に特徴がある作品のようです。
*グランド・ブダペスト・ホテル
前述の『ザ・ロイヤル・テネンバウム』と同じウェス・アンダーソン監督作品。第87回アカデミー賞の美術賞、メイクアップ・ヘアスタイリング賞、衣装デザイン賞、作曲賞のアート系主要部門を制覇。ヨーロッパ最高峰といわれるホテルで起きた殺人事件の容疑者となったホテルで働く伝説のコンシェルジュが、身の潔白とホテルの威信をかけて事件の真相解明に奔走する物語。この映画を観た人の感想にはとにかく『映像美』とか『絵になる』『かわいい』とかの言葉がたくさん並んでいるのが特徴です。どこを切り取っても絵になるシンメトリーなショットだったり、ワンシーンの情報量の多さだったり、天才的な色彩感覚だったり映像に対するウェス・アンダーソン監督の世界観を楽しむ映画のようです。
*はじまりのうた ~BEGIN AGAIN~
アカデミー賞を受賞したジョン・カーニー監督作品。ニューヨークを舞台に悩める人々が音楽を通じて人生の新たな一歩を踏み出すきっかけを作る物語を描く。男女の恋愛物語だけでなく、夫婦、親子、友人など人間関係が先生に描かれ、幅広い年齢層に支持される作品になっている。ニューヨークという特別な街ですばらしい音楽とドラマが融合した本作は、観る人にとって、何かがはじまるハッピーなきっかけにあふれている。全米5館での上映が口コミで人気を獲得し1,300館にまで広がった話もあるくらい。
*キングスマン
『英国王のスピーチ』で第83回アカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース主演のスパイ映画。どの国にも属さない世界最強のスパイ機関「キングスマン」の活躍と亡き父の後を継いでキングスマンのスパイとなる道を選んだ青年の成長をユーモアを交えて描いた作品。スパイ映画の常識をブッ飛ばす中毒性MAX超過激ノンストップアクション!(らしい)英国紳士がキレッキレ!ともDVDケースに書いてある。アクションとは無縁な英国紳士の表と裏の顔のギャップが良いのかも。ちなみに『英国王のスピーチ』もLLCにあります。
*ヘイトフル・エイト
『パルプ・フィクション』『キル・ビル』でおなじみのクエンティン・タランティーノ監督作品。タランティーノらしいバイオレンス・アクションにミステリー要素が加わった作品。吹雪でロッジに足止めを食らった曲者の男女8人。そこで起きる密室殺人事件。全ての会話と視線、何気にない身振りに、巧妙かつ緻密な伏線が仕掛けられているらしい。「細かい伏線しっかり回収しつつ、予想を裏切ってくれました。ラストが、清々しかった。」という人も。共感できない登場人物、語り口や血みどろ、笑える小ネタは、いかにもタランティーノ監督らしい映画。
そういえばソムリエールたちが言ってました。
「好きな役者、監督をチェックしていくと違ったジャンルの映画に出会うことが出来て世界が広がっていく感じが楽しい。」
そうやって洋画を観ていくと人生の深みとか、知識の幅とかが増すのかな~と、洋画初心者の私は思いました。