10月11日に開催しました第7回LLCカフェイベント~YOU は何しに外国へ?~では後期始まって間もないイベントだったにもかかわらずたくさんの学生に参加して頂きありがとうございました。
今回参加してくれた学生さんたちはすでに自分の意思を持って海外へ目を向けている人が多かったようで、サクサクと自分の思考や目的を書き留めて行っていました。過去に留学を経験している私もイベント開催前に、留学に行く前の過去の自分を思い出しながら同じように「なぜ自分は留学をしたかったのか?」をやってみたのですが、なかなか書き出すのに時間が掛かりました。時間が経ち過ぎて記憶を取り戻すのに時間が掛ったのか、それとも深く考えずに留学していたのか、もしくはその両方か。
とにかく、みなさんの意識の高さに感心をしました。
その中で、いろんな国の文化や生活を知りたいからという学生さんと少しお話をしました。
「自分が知りたいということは、逆から見ると相手の国の人も日本の生活や文化を知りたいのではないのかな?」「一方的に知るだけではなく、こちらのことを伝えることで双方向の交流になるのではないかな?」と私なりに考えていることを伝えました。
伝統的な文化、例えば書道、茶道、和楽器の演奏などのパフォーマンスがとても分かり易い紹介方法ではあるのですが、ほかにも日本のことを紹介する方法はあると思います。例えば今の自分の生活を説明する。何が自分の周りで流行っているとか、どんな音楽を聴いているとか、洋服のこととか、住んでいる街の様子とか。何気なく生活していると意識しないのですが、いざ「説明して欲しい」と言われると日本語でもなかなか出来なかったりするものです。ましてや英語でとなると、ある程度訓練しておく必要があったりします。それには物事の歴史だったり、どのような成り立ちなのかなどある程度の知識が必要になったりします。興味を持つと言えばいいのでしょうか。例えば「熊本には熊本城があるよ。」と紹介するよりも、「加藤清正が作った」とか、「銀杏城と呼ばれている」とか、「おもてなし武将隊がいる」といった情報があった方が丁寧ですし、より興味を持ってもらえるでしょう。また話に広がりが出てきていろんなことを伝えたえり反対に尋ねたりして交流が出来るようになると思います。
こんな感じで自分の国のことや周りのことを意識してみることも必要な気がします。
で、前置きが長くなりましたがLLCにもヒントになるものがたくさんあります。
一部ご紹介します。
・CNN English Express 2019年6月号
「データでわかる!英語でいえる!日本は世界の〇番目?」
・English Journal 2018年6月号
「羽生結弦 金メダル会見」
・「Once Upon A Time In Japan」
(まんが日本昔ばなし)
・Japan Style
・A Geek In Japan
・English Journal 2016年2月号増刊
「英語で村上春樹」
他にもたくさんあります。貸出もしています(一部対象外あり)ので、ぜひ参考にしてみて下さい。